shiromichi「手に空、虹」

「手に空、虹」

「手に空、虹」
作詞：大神かおり　作曲・編曲：二ノ宮史廊

まだ見えないモノばかり
吹き抜けてゆく風が
足先を掬い波になる

もし孤独だという人の
手を取ることが出来たら
何処へ向かい歩けばいい

あまりにも遠すぎるモノは
掴めない
虹色の渦に堕ちてゆくだろう
キミを連れ

今日の空は高く青く広く悲しく
この手を離すことさえ出来ない
明日の空も高く青く広く続いて
枯れた手に雨を待っている

例えば冷たいモノを
探し続けるこの癖は
満たしきれないモノが在るから

鼓動の速さだけでは
もう分からない麻痺した
手を伸ばしたのは僕だった

あまりにも近すぎるモノは
掴めない
走り出す前に笑っておこう
キミを連れ

今日の空は高く青く広く優しく
この手を離すことさえ許さない
明日の空も高く青く広く苦しく
枯れた手に雨を

降り積もる声注いだ雨
緑の涙
追い風が背中を押した

今日の空は高く青く広く悲しく
この手を離すことさえ出来ない
明日の空も高く青く広く続いて
枯れた手に雨を

再甦の音が耳に響く気付いて
求めだしたモノはまだ手に出来ないけど
今日の雲は白く形を変えて明日へと

キミだけを連れて行っても

明日へ

　あなたの夢はわたしの夢
　自分プロデュース　